更年期ー倦怠感

では、ホルモンはどこから出るしょうか？

女性ホルモンは、脳からの指令で、卵巣から分泌されます。エストロゲン（卵胞ホルモン）とプロゲステロン（黄体ホルモン）の2種類です。

詳しく言うと、

１、間脳の視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモン（GnRH）が分泌される

２、脳下垂体から卵胞刺激ホルモン（FSH）と黄体化ホルモン（LH）が分泌される

３、FSHとLHの刺激を受けて卵巣からエストロゲンとプロゲステロンが分泌される

（右図：Webサイト：くすりと健康の情報局より「女性ホルモンの流れ」より引用）

つまり、体の構造でキーポイントとなる臓器は、脳と卵巣です。そのふたつの臓器の環境が整っていたら、ちゃんと機能を果たせますよね。

環境が整うということは、構造上正しい位置にあり、体液の流れに滞りがないということ。

脳が入っている頭蓋骨の中で、脳脊髄液が正常に生成循環すること。卵巣が入っている骨盤が、歪んだりせず正しいいちにあり、滞りがないこと、これがとても重要になるのです。

東洋医学的に説明すると、全身をバランスよく巡っているはずの「気」のバランスが崩れます。

そして、生まれた時から臍下丹田（命門ともいいます）に収められている先天の気の過使用が続き、とても疲れるのです。

５万人以上の臨床経験から編み出された、

確かな解剖学、体の構造の知識に基づいて行われる

全身の膜バランスと関節の調整法です。

頭蓋骨を構成する骨から、背骨、足の指の骨まで、ひとつひとつを正しい位置へ誘導します。

そうすることで、骨はスムーズに動き、体液は淀みなく流れ、体本来の力を発揮できます。

東洋医学的見方からも全身を調整します。

患部だけでなく全身をみて気の流れを整え、

本来持っている体の機能を賦活させます。

強い手技でなく、「あ～そこそこ！」と言ってしまう気持ちの良い施術です。

特に頭蓋骨の調整は、多くの方は「気が付いたら夢の中」というほどリラックスして受けられます。