今週、立て続けに産後のママさんが来院されました。
腰が痛い・背中が痛い。毎日それでも我慢して赤ちゃんのお世話をしてて、もう我慢できない!となってようやく整体院にいらっしゃいます。そのつらさ、私もわかります~!!
産後の体の痛みは一時的なもの?

出産前後で、体が様変わりすることを体験したママさんは多いのではないでしょうか?
そういう私も、出産というイベント後にいつものようにストレッチしたら、体が痛すぎて伸ばすどころでなくてびっくりしたことを思い出しました。けれどしょせん、ひどい筋肉痛だろうと思ってそのうち治ると思っていましたが・・一週間たっても一ヶ月たっても治らなかったのです。
火事場の馬鹿力の後なんですね!
産後の体はどんな特徴がある?

出産の形態によって違いがありますが、出産、授乳中は、ホルモンの影響で関節がゆるゆるです。
骨盤が簡単に動き、横向きでばかり寝ていたり、変な姿勢で授乳したりしていると簡単に歪みます。骨が歪んで正しい位置にないということは、筋肉も不自然に引っ張られるから痛みが発生するんですよね。しかも腹筋は弱っていますし、骨盤底筋も最弱になっています。もう赤ちゃん入っていないのにお腹がへこまない・くしゃみで尿もれ・・初めての体験ばかりです。
影響があるのは骨盤だけではありません。全身の関節全てです。ゆるゆるの関節なので、あんなに軽い赤ちゃんを抱っこしてる負荷に耐えられなくて、腱鞘炎になったりするのです。
産後は何に気をつけたらいい?

では、そんなあやうい時期を乗り越えるには、何に気をつけたらいいでしょうか?
①仰向けに寝る。どうしても横向きに寝たかったら、膝頭を揃える。出来たら、膝の上を縛って寝る。
②骨盤ベルトをする。起きているとき、産後半年はやりましょう。
③変な座り方をしない。左右対称に座る。
④ずれていると感じたら、早めに骨盤調整やっているところへ行く。特に、断乳時期は骨盤を元に戻すチャンスです!
⑤栄養を摂る。ホルモンは食べたもので作られます。
⑥無理しない。自分がご機嫌でいられることを優先する。
まとめ
今回は、産後の体は不調が起こりやすいので、生活するのに注意点を書きました。
赤ちゃんはすくすく育ちます。ママはそれ以上に老いないように、油断しないで今しかない今を楽しく過ごしましょう!
この記事は、女性専門整体サロンLacuの古川真理が書きました。
お電話ありがとうございます、
女性専門整体院Lacu【ラーク】でございます。