院長の紹介

はじめまして。

整体サロンLacu院長、古川真理と申します。

私がなぜ今の仕事をしているかお話します。

私は横浜のごく普通の家庭に育ちました。父、母、姉の4人家族でした。

この私たち家族に大きな影響を与えていたのは、近所で酒屋を営んでいた母の母、私にとってのおばあちゃんでした。おばあちゃんの酒屋は商店街の真ん中の角地にあり、とても繁盛していました。

息子二人とそのお嫁さんも店で働き、大学生のアルバイトを何人も雇っていました。お店は大きくはないのですが、荷台にビールケースを載せたスクーターが次々と配達へ行き、夕方になるとお店の裏のカウンターには、おばあちゃんと話したい立ち飲み客が、コップ酒片手にお店の外まであふれていました。子どもだった私は、たまにそのカウンターに潜り込み、サキイカをしゃぶりながらお客さんがおばあちゃんをほめるのを聞いていました。「君のおばあちゃんは若い頃から美人で評判で、久保町小町と言われていたんだよ。」と。

おばあちゃんは人を嬉しい気持ちにさせるのが上手でした。常連の奥さんには「賞味期限が近いから」と缶詰をおまけにつけたり、日本酒は高いから焼酎を買っていく日雇いの男の人には、「焼酎の方が体に良いですよね。」と声をかけていました。心に余裕をもってどんな人にも優しくする、を実践している人でした。

そして仕事を愛している人でした。「お酒は、嬉しい時に飲み、悲しい時にも飲む、人生に寄り添ってくれるんだよ。」と、まさにお客さんの人生に寄り添えることに喜びを感じていました。

私は施術家の道に進みましたが、おばあちゃんの働く姿勢は、今の私にとっても指針になっているのを感じます。

自分の心に余裕を持って、どんなお客様にも最善の施術を行うこと。また、一生懸命生きているお客様に寄り添い、人生がよりよいものとなるように体のサポートをさせて頂くことに、本当に喜びを感じます。

何年も腰が痛くて仰向けで眠れなかった方が、問題なく眠れるようになった。しょっちゅう頭痛に悩まされていた方が、頭痛がなくなり夢に向かって邁進している。「今週本当に辛くて、明日空いてますか？」と問い合わせがある。

そういった嬉しい声をいただきながら、日々やりがいを持って仕事しています。いつもにこにこお店に座っていたおばあちゃんのようでありたくて。

さて、あなたのお話をうかがってもよろしいですか？良かったら、お話しに来てくださいね。